TIPLO 概要紹介

                                                                          TIPLO 概要紹介-brochure[
PDF]

 台湾国際専利法律事務所 (Taiwan International Patent & Law Office ・ TIPLO) は1965年林敏生弁護士を始めとする知的財産の法律及び技術分野の専門家によって創立されました。以来、顧客の法的権益を最大限に保障する指針を実践しながら、台湾でも最大規模の知的財産関係の法律事務所の一つとして成長して来ました。また、知的財産関係法務のほか、法律訴訟業務全般をも兼ね合わせて、ジェネラル・ローファームとして会社法務、国際取引、契約紛争事件等を巡る調停や民事と刑事訴訟の代理業務に携わっております。

 TIPLOは台北市の中心部に位置し、事務所の総面積は3200坪余りです。各部門は完全にコンピュータ化され、マイクロ・コンピュータ・システムによる高機能設備とソフトアプリケーションは、台湾の特許及び商標公告と公開資料等の書誌事項のデータベースや多言語技術用語電子データを始め様々な電子化データを保有し活用しています。これらのデータベースは、所内業務管理や顧客の要請など様々なニーズに応えられるよう、常勤コンピュータ・プログラマーにより管理・運営されております。

 TIPLOには270余名の常勤スタッフが在籍し、その多くは中国語、英語、日本語に堪能であるばかりでなく、地元の台湾語も話せます。日本語が堪能なものは80名ほど、英語が堪能なものは70名ほども居り、顧客と随時書面や口頭でやり取りする窓口となる代表メンバーは、特に日本や欧米に2年間から10数年間留学などで滞在経験のあるベテランの所員がなるので、多様化が進む渉外事件の円滑な処理に役立つものと思われます。76名ほどのパテントエンジニアと20数名の弁護士・弁理士のうち、20名ほどは台湾大学出身であるほか、東京大学、京都大学、北海道大学、秋田大学、広島大学、ワシントン大学、フランクリン・ピアース・ロー・センターなどの名門学府に留学し、各専攻分野の修士号を取得したものも数名おります。

 知的財産権業務を中心に、企業に役立つ法律業務を全般的且つ効率的にチームワークによってサポートできるように、TIPLOは特許部、商標部及び法律訴訟部の三大部門を有しています。

特許部
 特許出願をはじめとする権利化関連業務は、TIPLOの主力業務となっております。特許部は電気工学、機械工学、化学工学、生化学工学、分子生物学、バイオテクノロジー、半導体及びコンピュータ・テクノロジーなど専門技術分野の人材を70数名ほど擁して年間約5500件ほどの出願を手がけています。その中には博士3名、修士40名が含まれています。60名ほどの事務管理スタッフからなる特許出願部が厳密に出願進捗を管理する一方、技術専門家が実体上の技術関連業務に専念し、この効率的な分業組織による業務遂行体制は、高い成果を上げています。特許部は、特許調査依頼、特許明細書の作成と翻訳等の特許出願業務、審査段階の中間処理(関係書類の作成、処理手続の遂行、審査官との面談及び台湾特許庁での閲覧・抄録調査等を含む)、特許有効性の評価、無効審判請求、並びに不服申立て又は侵害鑑定などを全面的にサポートします。

商標部
 内外企業による商標権の重視と出願及び紛争事件の増加と共に、創業以来の中核業務の一環として成長してきた商標部は、出願の段階から法律専門家が参与して、常に顧客の権利について最大限の保障を確保していると好評を受けております。TIPLOは四十数年来の商標に関する実務経験を生かし、顧客のグローバルなビジネスに貢献できる商標権利化と権利活用事業を周到に推進しております。
 商標部は調査事件、商標出願業務、審査段階の中間処理(関係書類の作成、処理手続の遂行、審査官との面談及び台湾特許庁での閲覧・抄録調査等を含む)、商標権(存続期間)管理・更新出願の代行、異議申立て、無効審判請求、取消審判請求並びにその不服申立又は侵害鑑定などの全てを取扱っております。

法律訴訟部
 多様で豊富な人材を抱え、TIPLOは知的財産権関連業務の他、民事・刑事訴訟、商事仲裁、不正競争事件、会社投資、金融証券・保険、国際取引、労働法、不動産などに関する法務も手がけています。法律訴訟部の主力業務の一環としての知的財産権の権利行使(模倣品対策の提供、訴訟提起前の評価、対策及び準備・証拠収集と証拠保全・侵害有無の判断・前案検索及び特許有効性の評価、警告書の送付・暫定的状態を定める仮処分・仮差押、訴訟手続全般、損害賠償請求、被疑侵害者側の防御)は、調査、ポリスレード、告訴はもとより、正式な民事刑事訴訟の提起などに至るまで、特許の技術専門家或いは商標業務のベテランとの緊密な協力体制に基づいて、専門家同士のチームワークをフルに生かし顧客の最大利益の確保を常に実践しております。

多彩な組織構成
 多角的で高効率の連携力に優れた組織構成はTIPLOの重要な特色の一つです。対応力の高い組織と多様性に満ちた人材構成の組み合わせにより、TIPLOの業務遂行上の能率と品質を最大限に実現しております。

コンピュータ部
 TIPLOのコンピュータ部は、当所の一連の情報化経営体制への投資により最も早期から、また確実に実績をあげてきた重要な部門です。1983年、林敏生創立所長の決断により設備と人材の投入が始まり、当所のコンピュータシステムは発足してから既に三十数年間進化を遂げてきました。充実したデータと高度なプログラムによって、TIPLOのコンピュータ・システムは業務の期限管理と内容追跡など多様な機能を有し、電子管理ならではの高精度、大容量の特性を生かして、当所の業務処理の能率と精度を大幅に引き上げています。
 
 台湾の特許及び商標の公報資料を納めるコンピュータデータベースの構築もコンピュータシステムの構築と共に着手し、今でも台湾屈指のIP情報源のひとつとして稼動しています。膨大なデータバンクをアップデートしそれを巧みに駆使するのは、5名ほどのTIPLOコンピュータ・プログラマーです。業務管理のコンピュータシステムは全事務所に配置されている250台以上のPC端末のネットワークでつながっており、所員の正確なインプットによって業務状況や案件記録をリアルタイムにアップデートしております。コンピュータのメインフレームは随時作業の記録とバックアップを行い、万全な保全体制を確保しています。PC-LANも厳重なハッカー防犯措置を敷いた上、効率性と安全性の高い作業と通信の環境を確保しています。

情報室とTIPLO News
 台湾の産業界及び関連の法律制度と実務の動向について、インターネットを始め、専門雑誌、政府出版刊行物や業界紙などの媒体より特定のニーズに即した情報の収集分析を、図書情報管理専攻の所員が行い、顧客と当所内部の要請を受けて台湾の実態を迅速に把握して提供するという斬新な発想を実現した重要な部署です。
 
 TIPLOは、台湾の知的財産関連の信頼性のある資料と情報を提供する手段として、台湾知財業界の関連動向を定期的に英語、日本語と中国語のニュースレター「TIPLO News」の発信によって顧客にお届けしております。TIPLO情報室の迅速な情報伝達事業は、紙面とインターネットを介して全世界に向けて情報発信し、日進月歩のハイテク産業を取り巻く知財法務の動向や産業界の実態及びライセンス活動などにご関心のある方にお役立て頂きたいサービスとなっています。

 この精度の高いコンテンツの蓄積、洗練されたプログラムによる多機能データ分析能力、及びセキュリティーを保証した上での迅速な演算とスムーズな通信機能をもたらすハードとソフトの高度な調和運行が、今日のTIPLOの企業化経営の中核をなしています。このような充実した設備投資と高度な運用体制に基づき、TIPLOは常に迅速に信頼できるサービスを顧客へ届けられるキャパシティーを保有しているため、業界に於いても好評を頂いております。

総務及び年金サービス部
 フルスケールのサービス提供の一環として、当所は年金納付管理サービスも行っております。TIPLOの高度なコンピュータシステムと熟練した所員による入念な処理は、長年に渡り業界からの信頼を得ております。

東京リエゾンオフィス
 日本の顧客からもより便利にご用命頂けるよう、TIPLOは70年代より東京連絡所リエゾンオフィスを設けてまいりました。日本語は勿論、中国語と台湾語に精通した日本人女性による丁寧なサービスは、TIPLOの真摯なもてなしの心を表し、常にご好評頂いております。

 顧客を第一に、地道な努力を重ね続ける一方、常に改善の工夫と創意を凝らし、明確な実績と成果を追求します。世界中の優れた顧客と同業者の皆様のご愛顧ご支援にあずかり、TIPLO創業以来の理念を貫き続けられることを信じて、我々はより良質なサービスの提供に努めて参る所存です。