晶元光電がAmazonとの米国特許訴訟を和解解決で合意と発表

J240123Y1 2024年2月号(J294)

 富采投資控股(Ennostar)の発表によると、傘下の晶元光電(Epistar)は2024年1月23日にAmazon.com, Inc.(以下「Amazon」)とテキサス州西部地区連邦地方裁判所で争っていた特許関連訴訟を和解で解決することに合意したという。和解内容を公開しないという条件の下、それが開発したLED技術を保護する目的をすでに達成したことから、晶元光電は訴訟を撤回することに同意した。本件は晶元光電が初めてバックライト製品について提起した特許訴訟であり、今後も晶元光電は侵害行為に対する積極的な警告や提訴を通じて同社の知的財産権を守っていくという。
 Amazonが販売する43型及び50型の4シリーズ及びOmniシリーズのテレビは、晶元光電のLED関連特許(米国特許7,705,344、9,530,934、10,199,542、10,505,076、9,257,604、10,181,549、10,522,715、9,293,656、9,893,257、10,038,129、8,963,123、9,425,362、7,821,026を含む)について晶元光電から実施許諾を得ておらず、特許権を侵害したとして提訴されていた。
 晶元光電はLEDエピタキシャルウエハ及びチップのサプライヤとして世界をリードするブランドであり、今回の訴訟に係る特許は13件に達し、チップからLEDバックライトに使用されるパターン化基板、エピタキシー、透明導電層及び金属電極等のキーテクノロジーが含まれている。(2024年1月)

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