IMD世界競争力レポート、台湾は世界で14位

J170602Z8・J170601Z8 2017年6月号(J214)
    スイスローザンヌにある経営開発国際研究所(International Institute for Management Development, IMD)の「2017年IMD世界競争力年報」(IMD World Competitiveness Yearbook)によると、評価対象である63の国・地域において台湾は14位で、昨年から横ばいとなった。アジア太平洋地域における順位は3位を維持し、香港、シンガポールに次いだ。
    IMDの「世界競争力ランキング」を構成する4分野(「政府の効率性」、「経済状況」、「民間の効率性」、「インフラ」)のなかで、台湾の順位は「政府の効率性」が最も高く世界10位を占め、「経済状況」は12位(2016年の15位から3ランクアップ)、「民間の効率性」は15位、「インフラ」は21位となっている。
    さらに台湾のデジタル競争力は世界で12位、アジア太平洋地域ではシンガポール、香港に次いで同じく3位にランキングされた。デジタル競争力は「知識(Knowledge)」、「テクノロジー(Technology)」及び「未来への対応度(Future readiness)」の3項目から構成され、台湾は「テクノロジー」では世界7位、「知識」と「未来への対応度」はいずれも世界16位だった。ただし「未来への対応度」の順位は2016年の22位から一挙に16位に上昇し、最も大きく進歩している。(2017年6月)
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