クラリベイト・アナリティクス:台湾から4つの企業・機関が技術革新番付入り
J170928Y1.J170929Y1 | 2017年10月号(J218) 前のぺージに戻る    
    クラリベイト・アナリティクス(Clarivate Analytics)が発表した技術革新レポート「2017 State of Innovation Report:The Relentless Desire to Advance」によると、2016年世界の主要12業種の研究及び特許活動は減速傾向となったが、特許出願件数は右肩上がりの成長をみせた。2016年の特許出願件数は260万件を上回っており、世界各地の企業、大学、政府機関及び研究機関が難題を解決するソリューションを提供するためにたゆまぬ努力を続けていることがわかる。
    同リポートにおいて、台湾からは4つの企業/機関、つまり鴻海精密工業股份有限公司(Hon Hai Precision Industry Co., Ltd.、以下「鴻海精密」)、台湾積体電路製造股份有限公司(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Limited、以下「台積電」)、国立交通大学(National Chiao Tung University)、国立成功大学(National Cheng Kung University)が技術革新番付に入った。鴻海精密はIT産業のスマートメディア分野における「アジアの技術革新企業・機関トップ10」で台湾を代表する企業となっている。半導体材料及び製造工程の分野では台積電が「アジアの技術革新企業・機関トップ10」でサムソンに次ぐ2位に番付されている。さらに台積電は優れた技術革新力で、世界の半導体技術革新市場でも優位を占め、「世界の技術革新企業・機関トップ10」に入っている。
    研究機関については、交通大学が「半導体分野論文数が最も多い研究機関」番付に、成功大学が「家電分野論文数が最も多い研究機関」番付にそれぞれ入っている。ここからも分かるように、台湾の企業と研究機関はアジアのみならず、世界的にみても特許研究で優位を占め、それぞれの産業と分野で技術革新の大きな成果をあげている。(2017年9月)