「2017年台湾のグローバルブランド」トップ20発表、「ASUS」が5年連続で首位
J171122Y2.J171121Y2 | 2017年12月号(J220) 前のぺージに戻る    
    経済部工業局のニュースリリースによると、「2017年台湾のグローバルブランド(Best Taiwan Global Brands 2017)」番付が2017年11月21日に発表され、華碩/ASUSが5回連続で首位を獲得したほか、今年トップ20入りしたばかりの国泰金控/CATHAYが7位に番付されたという。またブランド価値の前年比成長率が最も高かったのは美食達人/85℃の16%だった。
    「台湾のグローバルブランド」調査は、かつて「ビジネス・ウィーク」誌にも掲載されていたブランド価値ランキング「Best Global Brands」調査と同じInterbrand社のブランド評価システムを採用している。「台湾のグローバルブランド」トップ20のブランド価値は2.9%成長している。華碩/ASUSはスマートフォンとエレクトロニック・スポーツへの参入によりブランド価値が16.78億米ドルに上り、首位を獲得した。国泰金控/CATHAYも海外戦略展開の目覚しい成果により初めてトップ20入りするとともに7位を獲得した。これは台湾金融サービス業ブランドの海外市場における実力を証明するものとなった。美食達人/85℃は小売店舗のグレードアップやサービス強化等によって大幅にブランド価値を高めた。
    「2017年台湾のグローバルブランド」調査によると、同番付のトップ20の業種は多様性を維持している。民生電子(華碩/ASUS、宏碁/ACER、宏達国際/HTC)、IT(研華/ADVANTECH、聯發科技/、台達電子/SYNNEX)、スポーツ健康(巨大/GIANT、美利達/ MERIDA、喬山/JOHNSON)、金融サービス(中国信託金控/CTBC、国泰金控/CATHAY、中租控股/CHAILEASE)、食品飲料(旺旺/WANT-WANT、美食達人/85℃、統一/UNI-PRESIDENT)等の業種が含まれる。そのうちブランド価値が二桁成長を遂げている台湾企業は、美食達人(8位、ブランド価値成長率16%)、研華科技(6位、同11%)及び台達電子(15位、同11%)の3社であった。
    ブランド評価を担当したInterbrandは台湾ブランド展開に関する主な傾向を3つにまとめている。一つ目は「『あなたひとりの時代(Age of You)』を主導し、ブランド体験を創造」という傾向。情報が身の回りに溢れている世代は、製品に対する需要と選択肢が増えつつあるため、ブランド企業は消費者と対話する機会を掌握し、商品デザインをより使いやすくする必要がある。二つ目は「大手企業同士の提携、業界の枠を超えたイノベーションを起こす」という傾向。企業の異業種提携を通じて強大な提携効果を生み出し、人々にトータルなブランドサービスを提供する。三つ目は「ブランドのグレードアップをリードし、大事業を展開する」という傾向。ブランド力で技術面での影響力を高め、積極的に事業を展開することで、台湾ブランドは海外進出できる。(2017年11月)