インテグリス社が家登を特許権侵害で提訴、知的財産裁判所の一審で家登に敗訴判決
J190325Y1 | 2019年4月号(J236) 前のぺージに戻る    
    ウエハ及びマスクのハンドリングソリューションを提供する米インテグリス社(Entegris, Inc.)は、2015年に台湾で競合相手である家登精密工業股份有限公司(Gudeng Precision Industrial Co., Ltd.、以下「家登精密」)を相手取り訴訟を提起して、家登精密が製造販売する「レチクルSMIFポッド」がインテグリス社の特許「光罩載具及支撐光罩之方法(Reticle Carrier, and Method for Supporting a Reticle)」を侵害していると主張していた。知的財産裁判所は2019年3月22日の一審判決にて、家登精密に2009~2018年における同製品の売上総額6億5千余万新台湾ドルの1.5倍、即ち9億7886万9835新台湾ドルを賠償するよう命じた。
    本件について、家登精密は重要事実の説明会を開くとともにニュースリリースを発表して、本件が確定するまで、9億7887万新台湾ドルを担保として供託すれば仮執行宣言を免脱できるため、会社運営にいかなる影響も生じないと述べた。さらに判決には多くの不合理と争議が存在するため、家登精密は上訴を提起するとともにその他の行動を起こし、今後は証拠を提出して、最終判決では勝訴を勝ち取ると同時に、会社の正常な運営を維持して、クライアントの権益を確保していきたいとしている。(2019年3月)