国碩のDVD特許侵害訴訟、第一差戻し審で4億988万余新台湾ドル賠償命令判決
J200515Y1 | 2020年6月号(J250) 前のぺージに戻る    
    コーニンクレッカ・フィリップス(Koninklijke Philips N.V.、以下「フィリップス社」)が2016年、知的財産裁判所に国碩科技工業股份有限公司(Gigastorage Corporation、以下「国碩」)がフィリップス社のDVD特許権を侵害しているとして提訴した訴訟事件について、一審では国碩に1050万新台湾ドルの支払いを命じる判決が下されたが、双方とも上訴を提起して、フィリップス社は国碩に対する賠償請求額を10億5000万新台湾ドルにまで引き上げた。二審では国碩にさらに10億3950万新台湾ドル及びそれに関連する金利を支払うよう命じる判決が下された。国碩はさらに上告し、最高裁判所は2018年知的財産裁判所に審理を差し戻した。
    知的財産裁判所は2020年5月14日に第一差戻し審において次のように判決した。原判決で棄却したフィリップスからの請求第2項の部分、その部分の仮執行宣言申立てと訴訟費用に関する決定を取り消す。国碩はフィリップス社に対してさらに4億988万5447新台湾ドル及び2015年6月25日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払わなければならない。フィリップス社のその他の上訴を棄却するほか、国碩の上訴を棄却する。第一、二審及び差戻前第三審の訴訟費用(確定部分を除く)については39%を国碩が負担し、その他をフィリップス社が負担するものとする。(2020年5月)