大立光電が先進光電と和解して営業秘密侵害訴訟を取り下げ
J210305Y4 | 2021年3月号(J259) 前のぺージに戻る    
    大立光電股份有限公司(Largan Precision Co.,Ltd.、以下「大立光電」)と先進光電科技股份有限公司(Ability Opto-Electronics Technology Co., Ltd.、以下「先進光電」)は2021年3月5日同時に重大情報公告(訳注:日本の上場企業による重要事実の開示に相当)を発表した。それによると、双方は営業秘密侵害関連事件について秘密保持条項付きの和解契約書を結び、大立光電はその和解契約書の約定により、先進光電関連事件に係る執行、損害賠償の請求及び告訴を取り下げ、その他の部分は当事者の機密に関わるため、和解内容について秘密を保持するとしている。
    大立光電の営業秘密が離職した従業員と先進光電との共謀により違法に窃取、使用され、さらにはその窃取された技術が実用新案登録が出願され許可されたという事件につき、民事訴訟の部分では、知的財産裁判所が2021年1月28日に二審で先進光電とその他の被告が確かに権利を侵害したと認め、一審の見解を維持して、先進光電とその他の被告に大立光電に対して合計15億2247万639新台湾ドルを連帯で賠償するよう命じる判決を下していたが、2021年3月5日に双方は重大情報公告を通じて、同事件はすでに和解が成立したこと発表し、長年にわたる訴訟にピリオドが打たれた。(2021年3月)