TSMCが日本に工場設置　2024年に22、28ナノウエーハ量産開始

　TSMCが正式に日本へ投資して半導体工場を建設することを決定した。2022年に着工し、初期段階の計画では22ナノ及び28ナノの特殊製造プロセスをメインとし、2024年に量産を開始する予定であるという。

　TSMCとソニー半導体ソリューション（Sony Semiconductor Solutions Corporation, SSS）は2021年11月9日、TSMCが日本熊本県に子会社（Japan Advanced Semiconductor Manufacturing, Inc., JASM）を設立すると共同発表した。初期段階は22／28ナノ製造プロセスを採用して、集積回路製造を専門に行い、グローバル市場の特殊技術に対する強いニーズに応える予定であり、このプランは既に日本政府からの承諾と支持を得ていて、ソニー半導体が出資して少数の株式を取得するとのことである。