台韓間で「意匠出願の優先権書類の電子的交換(意匠PDX)に関する覚書」に署名
J211115Y1 | 2021年12月号(J268) 前のぺージに戻る    
    知的財産局は、2019年に日台間で意匠出願の優先権書類の電子的交換(意匠PDX)に関して提携を結んだのに続いて、台湾と韓国も2021年11月12日に「意匠出願の優先権書類の電子的交換に関する覚書」に署名したと発表した。台湾の知的財産局(TIPO)と韓国特許庁(KIPO)との提携を通じて、出願人はより簡便に意匠の優先権を主張できるようになる。
    優先権書類は国を越えて出願する時に提出する重要な書類であり、台湾と韓国は2015年に「工業所有権情報の交換及び優先権書類の電子的交換(Exchange of Industrial Property Information and PDX)に関する覚書」に署名しており、特許と実用新案の出願に適用されてきた。実施以来、双方の出願人に幅広く利用されている状況に鑑み、今回、TIPOとKIPOはサービス対象を広げるため、意匠もPDXの適用範囲に入れることを決定した。これにより、意匠登録出願人は紙媒体の書類を郵送する労力と時間を節約でき、海外への出願手続きを簡素化することができるようになり、しかも優先権書類の交換システムもより一層整備されることになる。
    TIPOとKIPOは今後システムの開発とテストを行う予定であり、双方が決めたスケジュールによると、2023年には意匠PDXを実施して、出願人により便利で迅速な審査サービスを提供する予定である。(2021年11月)