インターネットで論文取引、サイト開設1ヶ月で2000人近くが会員登録

今や、学生がインターネットで様々な情報をかき集めてレポートにする世の中になっている。最近、「passla.com」と名づけたサイトは、他人の書いたレポートや論文をわずか15元（約45円）で買うことができ、レポートも気楽にできちゃうといって話題を呼んでいる。そのキャッチフレーズが学生の心に響いたせいか、サイトが始まって1ヶ月余で、2000人近くが会員に登録している。

「passla.com」は論文や報告書の取引を仲介するプラットフォームビジネスを行っている。文学、語学、政治、社会、土木建築、エンジニアリング、法律、行政、医学、マスコミュニケーション、生物、農芸、何から何までが揃っている。収録論文数が千に達するという。会員登録すれば、売ることも買うこともできる。

サイトの責任者は、「PassLa」は単なる情報交換のプラットフォームに過ぎず、会員は購入した情報をどう使うかはあくまで個人的な行為である、と何があったらサイトは責任を一切負わないといわんばかりの言い方をしている。（2006.04）