05年米特許取得数 04年に続き外国人出願で四位

J060119Y1 2006年2月号(J78)

 米特許商標局が去年11月22日に発表した05年会計年度(04年10月1日から05年9月30日まで)の実績統計によると、台湾人(企業)による米への特許出願件数は16865件で、04年の13129件に比べ28.46%増加したものの、特許取得数が04年の7376件よりマイナス14.44ポイントの6311件だった。出願・登録件数ともにアメリカ、日本、ドイツに次いで四位をキープしている。 

 05年の米特許出願件数は409532件で、アメリカ人(企業)による出願は225152件、外国人による出願は184380件だった。このうち日本からの出願が65025件と最も多く、二位のドイツの18245件をはるかに超え、台湾は16865件と後を追っている。年間特許数は165485件、アメリカ国籍の出願人が85238件を占め、残りの80247件は外国出願人が取得している。アメリカ以外のトップスリーは日本の34079件、ドイツの10502件、台湾の6311件の順となっている。

 米特許取得状況についてみると、台湾における技術の研究開発はここ数年、アメリカ、日本、ドイツを除く主要工業国よりも見事に成果を収めていることがいえる。しかしその一方で、05年の韓国からの出願は15200件、04年の9730件に比べ56.22%の大幅増となり、台湾の技術的優位は追いつかれ追い越されようとしている。(2006.01)

 

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