輸出入の許可申請をオンラインで受け付ける制度は12月より実施
J991013Y8 1999年11月号(J6)
貨物の通関をスピードアップするために、経済部国際貿易局は10月15日に「輸出入貨物に関する許可審査の電子化作業の要点」を公告するとともに、オンラインで許可審査の試験実施を開始する計画である。12月1日より正式に実施することを予定しているが、不便にならないように、最初は「両制並行」で、インターネットを通じて輸出入許可を取り扱うほか、書類提出の伝統的な方法による申請についても受理する。
インターネットを通じて国際貿易局に輸出入許可証を申請することができる対象となるのは一般地区の445項目及び中国大陸地区の513項目の物品を含む。国際貿易局の実施計画により、15日に作業要点を公告し、15日から22日にかけて実績のある業者を選んでテストを行い、11月1日からはインターネットへアクセスするためのパスワード申請を開放する。一方、新たに登記する業者に対しては直接パスワードを与える。
国際貿易局の話では、これからの電子許可申請案に関し、許否を問わず、すべてコンピュータのネットワークを経由して申請の結果を検索できる。審査を通らなかったときは業者は自ら申請の内容を修正して、改めて申請することができる。