来年より裁判官、検察官、弁護士試験一元化へ

J000125Y9 2000年3月号(J9)

裁判官、検察官、弁護士試験の一元化は2001年から実施開始の見通しである。将来、裁判、検察、弁護法曹三者の統一試験は高等試験と位置づけられ、かつ、裁判官、検察官は一般行政機関への転任が認められるようになることから、政府全体における法治水準のレベルアップが期待できる。

考試院の既定政策である司法職員試験の一元化を推し進めるため、「裁判官・検察官・弁護士高等試験条例法案(高等考試法官・検察官・律師考試条例草案)」はすでに考試院全院審査会を通過し、早速立法院の審議に付託された。法制化が順調に運んでいけば、2001年から実施する見通しである。

統一試験は三段階に分けて行う。第一次及び第二次試験は筆記試験で、そして第三次試験は口述試験である。第一次試験と第二次試験で採用された者の資格は一切保留しない。統一試験を受け得る者は二十歳以上の者に限る。五十五歳以上の受験者は一応認められるが、志望記入にあたっては弁護士以外の項目を選択することができない。

この試験に合格した者は二段階の訓練を受けなければならない。第一段階の訓練は四ヶ月にわたって行われ、訓練期間満了後、成績が合格した者について、試験当時の総成績と第一段階訓練の成績の順位に基づいて志望に従って配属し、第二段階の訓練を受けさせる。

 

2000.1.25中国時報より
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