海賊版光ディスク製品の取締強化――標準検査局が夜間立入検査に加わる

J000425Y5 2000年5月号(J11)

標準検査局はアメリカ側の要請に応じて、CD-ROMなどの光ディスク製品にSID code(同製品の出所を識別する機能をもつコード)が確実に表示されているかどうかを確認するために、検察、警察機関とともに、夜間立入検査に立ち会うことに同意した。また、アメリカ映画協会など三つの機構もこの新しい措置に協力して、台湾で単一の窓口を設置することによって、権利侵害の認定のスピードアップを図り、海賊版光ディスク製品の氾濫を食い止める狙いがある。

台湾の現行法により、標準検査局はたとえ権利侵害の疑いのある光ディスク製品を発見したとしても、その場で差し押さえることができない。サンプルを持ち帰って鑑定を行い、確かに知的財産権を侵害したと認められた時点で、はじめて知的財産関連法令に基づいて検察・警察調査機関に行動してもらうことができるとされている。したがって、取締り強化の一環として、標準検査局は検察・警察など調査機関による夜間立入検査に加わることになった。

 

2000.4.25自由時報より

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