ホームページの不法利用、はじめてプロバイダーへの責任追及
J000723Y3 2000年8月号(J14)
チャット仲間の間で国内において最も規模の大きなネットワーク上のフリーマーケットといわれている「網際光華螞蟻市場」の責任者AはBにBBSを提供したことで、海賊版CD-ROMの販売広告をA運営のBBSで出していたBとともに著作権法違反として公訴を提起された。ウェブサイトの合法な運営者がそのホームページが不法に利用されたことで法律上の責任を問われるのは初めてである。
検察官によると、ウェブサイトの運営者はホームページのコンテンツについて積極的にチェックするなどのコントロール権を有し、不法情報を削除する義務もある。よって、六ヶ月の懲役を求刑した。