「海賊版対抗計画333」登場、海賊版使用率を33%に引き下げ

J000705Y3 2000年8月号(J14)

アメリカ企画及び研究国際組織(International Planningand Research Corporation, IPR)の年に一度の調査結果で、1999年度全世界で海賊版商業用ソフトウェアによる損失額は120億ドルを超えることが明らかになった。同調査により、台湾の海賊版使用率は54%で、1998年度より5%下がっている。それでも損失額は台湾ドル50億元にのぼっている。

こうしたことから、国内のソフトウェア業者、台湾商業ソフトウェア連盟(BSA)は新政府と連携して「海賊版対抗計画333」を打ち出し、3年内に海賊版ソフトウェアの使用率を33%に引き下げるという目標を掲げた。

政府当局が海賊版の氾濫を問題視していること、民間が海賊版ソフトの不使用に協力すること、及び企業がソフトウェア資産管理に乗り出したことが99年度海賊版使用率の減少につながったと考えられている。

 

2000.7.5 経済日報よ

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