DNA偽造防止技術開発成功、バイオ技術は大きく前進

J000902Y5 2000年10月号(J16)

バイオテクノロジー業者、博微及び優勢両社は昨日の共同記者会見で成功に「DNA偽造防止技術」を開発したことを発表した。微生物又は植物から抽出したDNAを特定の媒材(例えば、接着剤、インク、樹脂、顔料など)と混合して又はそれに付着させてレッテルの作成などに利用すれば、唯一無二の特性をもつDNAが混入されたレッテルを商品に貼り付けることによって、模倣や偽造などの不法行為から商品を保護することが図れる。アメリカやオーストラリアもDNAの偽造防止技術の研究開発に取り組んでいるが、DNAをさまざまな媒材に混入する技術を開発したのは台湾がはじめてで、DNAを偽造防止対策に利用する道を大きく切り開いた。集約技術、無汚染、経済的、高付加価値などの好条件がまとまった全世界で最も先端的で画期的な技術発明といえよう。関連製品の量産は3~6月内に行われる見込みである。この技術は現在台湾、アメリカ、中国に対して特許出願中である。現場鑑定ができないという欠点を克服するのがこれからの課題だという。

 

中国時報2000.9.2/聯合報9.2/自由時報9.2
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