台湾ソフトウェア特許登録数 アジア第二位

J001221Y1 2001年1月号(J19)

 工業局の委託で資策会(情報通信工業促進会)が行った台湾ソフトウェア関連技術と特許の発展調査で、台湾のソフトウェア関連発明の特許保護網は日本に次いでアジア第二位、世界各国で第六位とランクされることが明らかになった。ソフトウェア工業五年計画作業室の調査資料により、1995年から1999年までの4年間の台湾におけるソフトウェア関連特許の取得状況をみてみると、台湾企業が取得したソフトウェア関連特許数はわずか122件で、次はアメリカ企業の99件、日本の62件となっている。注目すべきのは、台湾企業による出願の割合は38%で、その他はすべて外国企業が占めていることである。台湾は僅か8%の差でアメリカ企業の30%をリードしている。ソフトウェアの開発に取り組んでいる業者は積極的に特許をとってその技術を保護しようとしないのでは、台湾は競争の激しいソフトウェア産業の世界市場から居場所を失い、ソフトウェア特許を多く取得している列強の植民地になりかねない。

 

経済日報2000.12.21
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