コピー商品の取締り 見事に成果収める

コピー商品取締りKプランが去年7月に任務を終え、取締活動が一段落した後、市場で海賊版VCDやDVDが再び大量で出回り、権利者、発行会社、販売業者に大きな損失をもたらした。これに対し、経済部は内政部警政署に協力を求め、臨時編制で、北部、中部、南部に「海賊版光ディスク製品掃蕩行動任務」と名づけた機動隊を組んで、国民からの通報や摘発を受け、突入検査を行うことにしている。今回はKプランと違って、取締りの時間や場所を事前に決めたものではなく、警察は受け身になって、通報や摘発を受けてはじめて行動を展開する。

また、著作権所有者の参与も親告罪に属する著作権侵害行為を取締る効果をあげるために任務のポイントとされている。今回の取締活動を実施して半月間、各地の警察機関で差押さえた侵害物品は市場価格で新台湾ドル7,828万元にのぼっている。今月末に予定されている台、米知的財産交渉が開催する前に、コピー商品取締りへの積極的な取り組みを示したいという思惑がうかがえる。去年一年間で79億元もの侵害物品を押収している。