米海賊版ソフト押収事件の捜査に台湾側検察官が初の証拠収集で渡米へ

J011207Y3 2002年1月号(J31)

1億ドル相当の海賊版ソフトが米で押収された事件で、それらの海賊版は果して米側が提供した情報通り台湾で製造され、米に輸出されたものかどうかを確かめるため、台湾台北地方検察署は検察官をアメリカのロサンゼルスへ派遣したことが明らかになった。証拠収集のかたわら、米司法機関や税関調査部門を訪問し、情報交換を行う予定だ。

地検署により、海賊版ソフトの密輸ルートを突き止め、犯罪組織を一網打尽にするため、公にされた台米司法機関の連携として台湾司法史上未曾有の「国境外の事件捜査」で、司法互助(協力)協定の締結など両国間の司法協力が着実に進んでいるなかで、とりわけ重要な意義を有するとみられている。

 

自由時報2001.12.07より
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