終審裁判所の組織再編、2003年をめどに司法院の傘下へ
J011225Y6 2002年1月号(J31)
司法院は2003年までに最高裁判所、最高行政裁判所及び公務員懲戒委員会を司法院の組織に編入する方針を明らかにした。最高裁が司法院の傘下に入ると、今まで各級裁判所の名の下に付属していた各検察署(例えば最高裁判所検察署)は裁判所から離脱したような形でそれぞれ「最高検察署」、「高等検察署」、「地方検察署」の名称になる。
全国司法改革会議の結論だった「司法院一元化」の具体的実現に向けて、司法院は司法院、最高裁判所、最高行政裁判所及び公務員懲戒委員会等の組織再編に関連する法改正を検討し、2003年をめどに人員の整理・合併を完成させる予定である。組織再編後、司法院には「憲法法廷」のほか、幾つかの「民事訴訟法廷」、「刑事訴訟法廷」及び「行政訴訟法廷」が設置される。