中国反ダンピング条例2002年元旦より実施、台中間貿易摩擦に火種か

中国では、反ダンピング条例が2002年1月1日より施行される。2002年からダンピングされた輸入商品が中国の産業に実質的損害を与え、若しくは実質的な損害を与える恐れがあり、又は中国の産業発展の妨げとなるような場合、同条例に基づいて調査を行い、ダンピング防止措置を講じることができる。

半製品か既成品を問わず、中国と台湾はお互いに鉄鋼製品の主要な供給源となっているので、同条例の実施により、台湾鉄鋼製品の中国への輸出はなんら影響を受けることは避けられず、また貿易摩擦が起こる可能性も高まってくる。