半導体設備、投資額 世界二位になる見込み

J021212Y5 2003年1月号(J43)

 市場アナリストは、2003年の世界半導体市場の景気判断についてここ2年間の低迷を脱出し、平均で20%以上の成長を遂げるとの見通しを発表した。そのうち七割以上はアジア各国が供給することから、台湾半導体業界で12インチウェハー工場建設及び0.13ミクロンプロセス技術の導入への投資が拡大し、2004年には設備投資額が日本を追い抜いて世界二位になる見込み。ただ、半導体生産設備のほとんどが日本、欧米から輸入するもので、自給率は韓国を下回り10%にも及ばない。設備の開発にはまだまだ努力をする余地がある。

 2001年は半導体産業の生産高が280億ドルに下がり、半導体史上最大の衰退期を迎えた。2002年に入ると、さらに190億ドルにまで落ち込み、減少傾向を続けている。今年10月までの世界半導体設備投資額は、インテル社の40.7億ドルが最も多くトップに、台湾のTSMC16.5億ドルで二位を占めている。
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