イギリス広告、台湾を誹謗中傷　訴訟も辞さないと国会決議

ウィスキー「ジョニーウォーカー」を生産するイギリス酒造会社「ディアジオ（DIAGEO）」はロンドンの地下鉄駅で粗悪な台湾製品と効率の悪いアフターサービスを人に連想させるような広告を出していたことが国内に伝わり、わが国のイメージを著しく害するものだとして、立法院（国会）の野党委員は強く反発し、行政院に民事訴訟を起こして損害賠償を請求するよう強く要請した。さらに同社製品の台湾での販売を全面的に禁止する（ボイコット）ことも検討している。

立法院の決議に対し、外交部欧州司副司長陳連軍によると、納得のできる謝罪表明をしてもらえなければ、外交部もそれなりの法的手段をとる考えがあるという。