著作権侵害、違法コピー事件で過去最高記録の損害賠償金2億4000万元
J031217Y1 2004年1月号(J54)
国内の光ディスプレス工場がグローバルな海賊版組織に関わった最初の事件は1995年に遡る。当時、プロの違法コピー業者として元祖とも言える存在の「中帝科技」社は、1995年8月から1996年7月にかけてMS社のパッケージソフト二種、あわせて8万本余りセットの製造を受託した事件で世の注目を浴びた。同事件は長年にわたる訴訟を経て、ようやく判決が確定した。裁判所は「中帝」の責任者に対して1年10ヶ月の懲役、並びにMS社に損害賠償金2億4000万元の支払いを言い渡した。国内の違法コピー事件では過去最高の賠償金を記録した。(2003.12)