検察と調査当局が重大な国際的ソフト違法コピー事件を相次ぎ摘発 実績認められ米の海賊版横行国ブラックリストから初降板

J040116Y8・J040110Z1 2004年2月号(J55)

台湾の検察と調査当局が近年重大な多国間ソフト不法コピー事件を摘発して、優れた実績をあげていることを、米国が台湾政府の積極的な措置による知的財産権の保護に対する寄与として高く評価している。消息筋によれば、米国は既にルートを通して、台湾当局にスーパー301条項のブラックリストから台湾を除名する方針を示唆している。

米国国土安全署「税関と国境防護局」(Vureau of Customs ande Border Protection, CBP)の「政策貿易センター」(Strategic Trade Center, STC)が、台湾の米国駐在公館に、米国勢間の統計資料によれば、2003年度に米国税関によって押収される台湾からの不法知的財産権侵害輸入品の市販価格が大幅に減少したと指摘している。2002年度の押収不法商品の金額は2650万ドルだったが、2003年は急激に減少して61万件にとどまった。押収の件数に於いても、2002年の96件から、去(2003)年の77件に下落している。

 台湾の知的財産権侵害商品で押収されたものが同年度米国税関の延べ押収品の市販価格総額に於ける比重も年々下がっている。2003年度では台湾の米国への知財権侵害輸入押収品は全体の押収品の0.0065しか占めていなかった。全体状況に基づいて並べられた知的財産権侵害の厳重度の順番も、スーパー301条ブラックリストに於ける順番に反映されるものだが、どんどん下がってきている。1999年では第1位だったが、2002年は第2位で、2003年度では既に10番以下にはずされている。(2004.01)
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