MS Xboxの違法コピー、地裁「3683万元の損害賠償支払い命令」 著作権法違反事件で最高額
J051027Y3 2005年11月号(J75)
米マイクロソフト社のゲームソフト『Xbox』を違法コピーした海賊版を販売していた被告AとBに対し、MS社が3億5000万元余りの損害賠償を求めた民事裁判で、台北地方裁判所は昨日、被告Aに3683万元の損害賠償金の支払いを命じる判決を言い渡した。著作権法違反事件の損害賠償金でこれまでの最高額となる。
本件に関連する刑事裁判において、台湾高等裁判所は著作権法及び商標法違反で被告Aに懲役1年4ヶ月、執行猶予5年の判決を下し、被告は上告せず、判決が確定している。一方、被告Bには懲役1年3ヶ月、Aと同様に執行猶予5年の判決が言い渡されたが、Bは不服を申立て、現在最高裁で審理中。