裁判官・検察官・弁護士試験の一本化が決定

J050923Y6 2005年10月号(J74)

 昨日の考試院(国家試験を掌る中央官庁)会議において、裁判官、検察官、弁護士試験が一本化して実施される方針が決まった。その法的根拠となる「高等考試司法官律師考試条例(司法官・弁護士高等試験条例)草案」に基づき、受験資格、受験科目が同じで、受験者及び合格者がダブるケースの多い司法官(裁判官・検察官)試験、弁護士試験の一元化を図ることによって、受験者が重複して試験を受けずに済むし、試験関係の事務の負担も軽減される。

 

試験は一本化するものの、訓練は別々に行う。合格者数は一回の試験につき600名以下にする。受験申込みにあたって、裁判官、検察官、弁護士のどちらを第一志望にするか順序を決めておく必要がある。合格基準を満たしている者は試験成績と志望順序に従って志望先を判定する。裁判官・検察官志望の受験者は口頭試験を受けなければならない。口頭試験の採点結果は総得点に算入されないが、60点未満の場合は(高等)試験不合格とする。(2005.09

TIPLO ECARD Fireshot Video TIPLO Brochure_Japanese TIPLO News Channel TIPLO TOUR 7th FIoor TIPLO TOUR 15th FIoor