知的財産学院が開校 4年間で知財専門人材4000名を養成

J050629Y5 2005年7月号(J71)

 知的財産人材養成学校(智慧財産培訓学院)は28日、スタートした。この学校は台湾北部、中部、南部の大学と連携して、4年間で4000名の知的財産に関する専門人材の育成、供給拡大を目標に掲げている。

 

知的財産局の蔡練生局長によれば、今の産業界で必要とされているのは技術の革新・研究開発に取り組む技術者だけでなく、知的財産の創出、保護、応用等知的財産を管理する面においても素質の高い人材が強く求められている。先進諸国に知的財産に関する人材の育成を目的とする専門機関が相次いで設置されていることからも分かるように、研究開発の成果を保護し、会社の運営にそれを生かしていくうえで必要不可欠な人材の確保の重要性に対する認識が極めて高い。

 

プログラムは初級と進級のクラス、さらに特許法制、特許出願審査、パテントエンジニア、特許訴訟等幾つかのクラスに細かく分けて設定されている。欧州特許庁のEPAEuropean Patent Academy)、アメリカの国際知的財産研究所(International Intellectual Property InstituteIIPI)の専門家を講師に招いて授業を強化し、知的財産に精通したプロフェッショナルな人材、IP専門教育をサポートする教師のたまごを生み出す拠点になることを目指している。(2005.06

TIPLO ECARD Fireshot Video TIPLO Brochure_Japanese TIPLO News Channel TIPLO TOUR 7th FIoor TIPLO TOUR 15th FIoor