模倣品を取り扱わないキャンペーン　小売業者1万4000店が参加

経済部知的財産局（以下、知財局）は昨日、商店が正規品の販売を支持する「模倣品・海賊版を取り扱わないキャンペーン」の開始を発表した。今のところ、自発的に同活動の呼び掛けに呼応した商店は1万4千店に達する。「あなたも知的財産権を保護する行列に参加しませんか」と小売業界の支持を取り付けるため、知財局は昨日にキャンペーンを行い、キャンペーン実施のためにデザインされたマークシールを、参加するお店に配った。小売業界が優れた発明や創作の重みを改めて認識してもらい、発明者と創作者が知恵を絞って生み出した思想の集積をみなの手で保護することが提唱された。

知財局蔡練生局長は、「このキャンペーンが社会運動に変わって行くことに期待している。人的資源の不足で認証と検査の作業を一々行えないが、模倣品・海賊版をボイコットする呼び掛けに小売業者が応え、そしてキャンペーンへの積極的な取り組みを望んでいる。」と挨拶の言葉を述べた。

キャンペーンに参加することについて、商店街の代表者の一人はこう語る。「商業上の信用の累積拡大にプラスになる。」（2004.12）