レコード会社との全面対決 P2Pサイトは著作権補償金の法制化を狙う

J040421Y3 2004年5月号(J57)

  IFPI(國際レコード産業連盟)とP2Pネットワーク業者間の著作権をめぐる紛争が白熱化する一方。去年の末に台湾におけるP2Pサイト最大手のKUROezPEERを相手取った訴訟に続いて、IFPI所属会員のレコード会社からも仮処分を申立てるなどして同二サイトでの音楽ファイル交換を差し止めるよう求める動きが相次いでいる。このような中で、劣勢挽回を狙うP2Pサイトは産業連盟を結成して、「著作権補償金」の法制化によるルール作りを促している。

 

 「補償金」制度について、今のところは(著作物の)複製に使用可能な機械設備或いは保存媒体に限って適用し、例えばテープレコーダー、ビデオレコーダー、CDライター、録音・録画用テープなど。これまでピア・ツー・ピアサービスに適用されたケースがないと、IFPIはいう。(2004.04)

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