ナノマーク、ナノテク製品や光触媒等製品　経済部で標準化検討中

最近、ナノテク等新技術応用商品が続々と登場するなか、こうした高機能をうたったナノテク製品についての検査・認証を行う体制が未だにできていないことが消費者の権利保護の観点から問題となっている。そこで、経済部工業局は今年中にナノマークと検査認証体制の確立を推進し、国内におけるナノテク製品の標準化に進んで取り組もうとしている。ナノマークの検査認証体制の確立に関する計画策定とナノマーク制度に関する運用体制の実施可能性評価については、工業研究院の下のナノセンターと測定技術発展センターに委ねられ、研究で出された結論はナノテク応用製品の検査の根拠となる。初の段階的な企画案はすでに2月に完成しており、早ければ年内にもナノマーク第1号の登録出願の受付を始める見込みである。

経済部標準局では業者、消費者保護委員会、裁判所からの依頼を受けてナノテクや光触媒等新技術応用製品の真偽鑑定、成分分析、各種光触媒の効能実証試験を行っているが、テストの結果は現段階では消費者の参考に供することが許されていない。（2004.05）（2004.04)