サントリー、台湾飲料水市場へ本格参入

　台湾三得利（日本サントリーの台湾支社）は9日、台湾飲料水市場へ参入することを宣言し、第一弾製品として「燃焼系アミノ式」、「C.C Lemon」、「なっちゃん」を新発売し、三ヶ月間で25万箱、1.5億元の売上げ達成との予測を示している。

同社によると、「日本で二番目のドリンクメーカーであるサントリーは、これまで台湾のアルコール飲料市場に力を入れてビジネスを展開してきた。台湾飲料水市場は活発で、市場開拓のポテンシャルがある。近頃、世界中を席巻するヘルシーブームに乗じて、去年から飲料水市場への参入計画に取り掛かった。協力事業者にはコンビニ「セブン-イレブン」をもつ台湾小売大手企業の「統一超商」が選ばれた。市場拡大を図るため、より多くの包装材を取り入れ、台湾の消費者向けの製品開発も（可能性として）排除しない」という。（2004.06)