海賊版使用率、台湾の下げ幅が世界一 米IIPA発表

J040618Y3 2004年7月号(J59)

 台湾の游行政院長(総理大臣相当)は昨日、2002年度知的財産権保護行動計画に続いて、2003年から2005年にかけて「知的財産権保護を徹底する三ヵ年行動計画」を実施することを宣言した。

 

「國際知的財産権同盟(IIPA)」の最近の発表資料により、2002年度の台湾におけるゲームソフト、音楽CDの海賊版使用率はそれぞれ56%から42%へ、47%から42%へ、そしてビジネスソフトの違法コピー率は2001年度の53%から41%に減少している。減少幅についていえば、知的財産権侵害問題が指摘されている他の国をリード。権利侵害による損失の見積り額も2002年度の84800万ドルから45300万ドルに大幅減。

 

対米輸出製品のうち、知的財産権侵害の疑いで押収された物品総額は2002年度の2650万ドルから61万ドルになり、今年上半期にはさらに6万ドルに激減したことから、水際措置が奏功したと考えられる。(2004.06

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