海賊版日本ドラマ、7月11日から販売禁止 猶予期間切れ

J040602Y3 2004年7月号(J59)

 台湾がWTO加盟する前に出版された日本著作物は、711日から販売できなくなる。2002年にWTO加盟後、日本出版の映画著作物について、たとえ台湾で利用許諾を受けた者がなくても著作権法によりすべて違法となる。

 

 著作権法第91条第13項はそれぞれ「営利を目的として複製の方法により他人の著作財産権を侵害した者は、5年以下の懲役、拘留に処し、又は新台湾ドル20万元以上200万元以下の罰金を併科する。」、「光ディスクに複製する方法により、第1項の罪を犯したものは、5年以下の懲役、拘留に処し、又は新台湾ドル50万元以上500万元以下の罰金を併科する。」と規定している。

 

NHK番組の台湾での著作権許諾関連業務を代理する、三商マルチメディア(MGM)社によると、「海賊版日本ドラマは長いことグレー・ゾーンに置かれていた。(海賊版の製造販売が)違法といっても、日本の著作権者から利用許諾を受けた者がいないときもあるし、告発を一任される台湾代理人がいないときもある。公権力の発揮に期待するよりない」という。(2004.06

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