台湾ジャイアント、中国で「馳名商標」と認定　外国企業では三番目

　台湾の大手自転車メーカー、巨大機械工業が製造する「GIANT（ジャイアント）」自転車は中国で「馳名商標」（日本の著名商標に近い）と認定され、外国ブランドとしてはコカ・コーラ、Gillette（ジレット）に続いての三番目。

同社は1972年に設立され、1981年に自転車のブランドとして「ジャイアント」を世に送り出して以来、どんどん業績を伸ばし、今や品質の優れたものとして世間に名が知れ渡っている。オランダ、ドイツ、イギリス、フランス、アメリカ等先進諸国には研究開発拠点が設置してあり、年間売上高の2%を研究開発費に充て、ブランド政策と研究開発に力を入れてきたことが実績につながり、見事に成果をあげている。

9月18日から日本全国でロードショーがスタートした米映画「アイ,ロボット（I, Robot）」の序幕として出てきた西暦2035年のシカゴの町を走っている自転車も、実はそのジャイアントの「revive DX」ラインから出されているもの。自転車といえば、デザインをはじめ、世界最高級の品質と走行性能を持ち合わせたジャイアントだ。（2004.08）