特許侵害鑑定要点 利害衝突回避の原則を導入
J040928Y1 2004年10月号（J62）
特許技術鑑定機関の権威あるイメージをアップさせ、特許紛争当事者の鑑定結果に対する信頼感をより一層高めようと「特許侵害鑑定要点」の策定に取り掛かった知的財産局は、昨日に草案を発表した。利害衝突回避原則の導入、鑑定者資格の明文化、鑑定の流れと時間の管理、秘密を保持するための措置、鑑定報告書の内容に明確を期するなどが基本ポイントとなっている。鑑定は、特定の専門技術分野に詳しい、かつ特許侵害鑑定の訓練を受けたプロの鑑定者がこれを行うべきであって、また鑑定報告書は法務担当者の協力のもと作成されたものが望ましいという。（2004.09）
