立体商標第一号誕生 去る11月28日以来出願受付開始以来283件

J040902Y2 2004年10月号(J62)

 知的財産局の発表によると、831日時点で立体商標、音声商標、色彩商標に係る登録出願件数は283件に達し、去年の法改正でお酒のびんのデザイン、営業場所の外観設計、キャンデーやお菓子の形などの商標登録が開放された。

 

今まで商標は平面的に構成されたものでなければならなかったが、去年1128日に改正商標法が公布されてから、保護対象に新たに色彩、音声、立体的な形状からなる商標が加え入れられたため、平面的なものに限らず、心打たれる美しいメロディー、独特なカラー使いの標章、立体的な造形物でも出願して商標登録を受けられるようになった。

 

知財局によると、ついこの間立体商標の第一号として登録されたのは台湾タバコ・酒会社が出願し、「吉祥」の古代文字からの発想でデザインされた羊の形をするお酒のびん。外国の例をみても、お酒のびん(ボトル)が立体商標として登録されたケースが多く見られる。特殊なデザインになっていて、商標の出所を表す識別力さえ認められれば、商標登録が可能である。但し、商品の機能を確保するために不可欠な立体的形状のみからなる商標、例えばびんの蓋なら登録の対象にはならない。このほか、コンビニの看板或いは営業場所の外観、一目で見てすぐどこの何をする店なのか分かるようなデザインになっているもの、例えば中国古代の宮殿のように建てられた台北円山ホテル(ざ・グランドホテル)のような、強く印象に残るデザインだったら、立体商標として登録され得る。(2004.09

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