台米間TIFA交渉再開 29日からワシントンにて、6年ぶり 知的財産権、電気通信、薬品、農産物がメインテーマ

J041125Y5・J041125Z5 2004年12月号(J64)

台米間の貿易及び投資枠組協定(TIFA)交渉は今月29日から30日にかけてアメリカのワシントンで行われ、6年間も停滞していたTIFA交渉が本格的に再開される。今回の交渉会議で議題として浮上してきたのは、知的財産権、電気通信市場、農産品、薬品。これらを中心に討議するほか、双方がどのようにして貿易経済協力を進めていくか、今後の経済貿易関係の有り方についても言及する見通しとなった。

 

台米間貿易及び投資枠組協定は1994919日にワシントンで調印され、翌年に第一回、1997年、1998年にはそれぞれ第二回と第三回の交渉会議が行われていたが、知的財産権の保護などで米側がわが国の取り組み姿勢に強い不満を抱いていたため、交渉会議はそれきりになった。こうしたこう着状態をどうにかして打開しようと、去年と今年の二年連続の著作権法改正、知財権侵害摘発強化、知財権保護の推進などに努めてきたことが奏功し、くわえて米税関で押収された知財権侵害物品のうち、台湾からの違法コピー商品が著しく減少してブラックリストでの順位もだいぶ下がったことから、ようやく交渉の再開実現に辿り着いたわけだ。2004.11

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