知的財産保護警察隊 きょう法制化へ 発足式には米、日等外国駐在機関が参加
J041101Y6 2004年12月号(J64)
警政署(日本の警察庁に相当)「知的財産権保護警察隊」はきょう、発足式が開催され、米国の台湾駐在機関「米国在台協会」、日本交流協会及び米国文化センター等の関係者の暖かい視線が注がれる中、旗揚げをした。海賊版・模倣品撲滅キャンペーン開催、知財権諸法違反摘発強化など台湾当局が知的財産権保護に力を入れて取り組んできたことが評価された。
同警察隊は去年1月1日に、専ら知的財産権侵害事件を担当する警察機関として、220名の警察隊員をかき集めて任務によって編制された。法制化が実現されていないまま滑り出したとはいえ、同警察隊発足以来、2971事件を摘発し計1811人を書類送検、押収した知財権侵害疑義物品総額が新台湾ドル143億5600万元余りにのぼると確かな手応えをつかんだ。(2004.11)