海賊版映画撲滅、報奨金最高1000万元　米MPAAからも15万ドル提供

　全米映画協会（MPAA）は15万ドルを提供して、「海賊を捕まえる行動（捕盗行動）」を展開することを明らかにした。法執行機関に協力して、海賊版を製造する工場或いは海賊版の製造販売に関わる犯罪組織を突き止めることに成功した場合、MPAAから報奨金が与えられる。経済部も同協会の動きを追うように、情報提供者に対する報奨金支給の金額を現行の100万元からさらに1000万元に引き上げることを発表した。市民からの情報を手掛かりに海賊行為を摘発した事件が判決で確定したときは、最高1000万元の報奨金が与えられる。また、海賊版業者を掃蕩するため、今会期での通過に向けて著作権法改正案を優先審議するよう立法院に要請した。