ディスプレー産業、生産高3000億元に挑戦

「チャンレンジ2008――国家発展重点計画」の一環である「二兆双星」計画（二兆とは2006年の生産額がそれぞれ1兆元に達すると見込まれている半導体産業とディスプレー産業、双星とは将来の有望産業と期待されているデジタルコンテンツ産業及びバイオテクノロジー産業を指す）に掲げる目標を達成するため、経済部は産業界と連携して、産官学それぞれの技術開発プロジェクトを一つの国家型研究開発計画に統合し、ディスプレー産業の技術及び製造工程の分野において戦力となりうる人材の育成を手助けする計画を練っていることが明らかになった。この計画には30億元以上の資金が投入される予定である。

また、工業局は今年じゅうに「特許作業チーム」を設けて、ディスプレー産業の国際競争力を強めるため、特許取得に協力し、並びに次世代技術及び液晶テレビなどAV機器の開発を指導することにより、年間生産額3000億元に挑戦しようとしている。昨年、台湾の大型TFT-LCDの生産額が2095億元を記録して世界シェアが34.7％に達し、トップの韓国に次いで世界第二位となった。