知的財産局、デジタル知恵蔵の構築に大金投入

J030531Y9 2003年7月号(J48)

競争力向上のため、経済部知的財産局は五年間で11億元を投入して、目下同局で所有している200万件余りの特許情報を電子化し、デジタル化した知恵蔵を構築する計画を発表した。将来的に、検索、分析を通してグローバルなパテントマップを作成することが実現できれば、企業の新製品開発及び付加価値の向上などに大いに役立つとみられている。

 

「知識産業の時代が到来する今日では、伝統的製造業は業績をあげにくく、低水準の利益率にとどまる傾向にある。ソリューションとして差異化と一体化を追求することが企業の最も理想的なあり方であろう。付加価値の向上、新製品開発こそが不景気な世の中を乗り越える方策である。知的財産局としては積極的にリソースの統合に取り組み、企業の価値創造革新に協力していく」と同局の蔡恵言副局長は語っている。

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