金門高梁酒、ようやく商標登録査定 年内にも中国上陸へ

J030819X2・J030820X2 2003年9月号(J50)

  台湾金門県経営の金門酒造(金門酒廠)が醸造する金門高梁酒の中国市場進出がようやく実現に向かって一歩ずつゴールに近づいている。

 

 中国工商行政管理局の商標局はついこの間、「金門高梁酒」の商標登録出願について公告査定をしたため、公告手続きを無事に終わった後、今年いっぱい商標登録を受けることは確実だ。これで、台湾のお酒としては初めて県名付きで中国進出に成功する事例となる。 

 

 金門酒造は4年程前に中国の「工商行政管理総局」所属の商標局に「金門高梁酒」の商標登録出願をした際、その商標に類似する標章がすでに不法業者によって先行登録されたことがわかり、正当な権利を取り戻すためにやむなくその業者を相手に訴訟を起こした。長い間にわたる交渉の結果、中国商標当局が先行の商標登録を取り消し、今年87日にあらためて金門酒造による金門高梁酒の商標出願について登録査定をしたのである。

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