EIUビジネス環境ランキング、台湾はアジアで第3位 世界で第17位

J031118Z8 2003年12月号(J53)

エコノミスト・グループのビジネス情報部門である、エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が最近発表した「カントリー・フォーキャスト(Country Forecast)」で、台湾のビジネス環境の総合評点(トータル・スコア、110にランク付けされる)が8.09点、評価が「良」から「優」(最高クラス)へ、評価の対象となっている世界各国の国別ランキングでは前回の21位から17位に順位を上げており、一方、中国は先頭グループに大きく水を開けられ、38位となっている。EIUのレポートによれば、アジア地域におけるビジネス環境ランキングで台湾はシンガポールと香港に次いで3位、日、韓、中等アジア諸国よりもよい評点を得ている(2003年~2007年にかけての5年間にわたる予想期間について算出される)。さらに、わが国の経済成長率について今年は3.2%、来年5.4%、物価上昇率については今年-0.2%、来年0.5%と予測している。

 

このビジネス環境ランキングはビジネス環境をもとに10のカテゴリーに分けられた指標に基づいて評価するもので、アジア地域に限定して格付けしたランキングをみると、台湾が最も高く評価されているのは租税政策で第2位、次いで外資政策で第3位。全体的な事業運営環境、市場機会、対外貿易及び外国為替管理体制、労働市場の4項目において第4位、そして政治環境、民間企業及び競争政策、金融政策、インフラ設備の4項目においてはやや順位の低い第5位となった。(2003.11)

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