日本、中国への特許出願数 台湾は世界第二位 量・質ともに向上

J031028Y1 2003年11月号(J52)

経済部技術処はきょう、台湾経済研究院の報告を引用して次のように述べた。「国・地域別に見ると、2002年の台湾企業による中国、日本への特許出願件数は世界第二位、そして米国での特許登録数が4年連続して第四位を獲得し、立派な実績をあげてきた。そのうち、鴻海精密工業(Hon-Hai)一社だけで、中国への出願件数が1056件に達していることがわかった。」

 

戦略的新興産業分野において、台湾の研究開発や技術革新のエネルギー(資源)の多くは半導体の製造プロセスに集中しており、特許の「質」を表す指標の一つであるサイエンスリンケージに示されているように、半導体素子に関する製造プロセス技術において世界をリードしている台湾企業の取得した米特許が引用される回数と利用頻度が大幅に増えている。

 

特許の内容について分析したところ、特許の件数、集中度にせよ、強さにせよ、台湾企業は確実に成長しているという結論に結びつけることができた。しかしながら、競争の激化により利益水準の低い時代に突入した今日では、今まで製造及び製品の改良に産業発展の重点をおいてやってきたやり方をやめて、技術革新の促進、より先進的技術の開発に力を入れることにより、技術貿易のアンバランスを改善していく必要があるという。

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