ソニーと台湾ドライブ最大手LITE-On、特許紛争が特許料の小幅アップ及び取引関係強化で事態解決に向かう

去年10月頃、ソニーが台湾CD－ROMドライブ最大手（世界二位ドライブメーカー）の建興電子（LITE-On）に対しCD-ROM及びCD-RW関連特許技術のライセンス料の増額を要求したことについて、和解に向かっての交渉は詰めの段階に入っていることが明らかになった。ある情報筋によると、LITE-Onはソニーが提示した新しい特許ライセンス供与の受け入れに同意し、かつライセンス料の増額にも応じた。引き上げ幅は1％（最初は1％の増額と言っていた）を下回り、ソニー側もLITE-Onへの発注を増やすことを約束した。また、今年上半期に現在取引しているドライブ以外にも、協力関係を築きたいとの共通認識を達成したという。