台湾SYM工業と日本本田技研、40年間にわたる協力関係に終止符を打つ
J020111X5 2002年2月号(J32)
台湾三陽工業SYMと日本本田技研は10日、各自に40年間続いてきた緊密な協力関係を終わりにすると発表した。本田は3月に台湾で台湾本田公司(台湾本田会社)を設立し、本田生産の自動車、オートバイなどを自ら販売する通路の確立、及びメンテナンスサービス網の構築に当たらせ、アジア太平洋にパーツを供給する拠点と位置づける。一方、SYMは今月までに新しいパートナーを探し、9月からOEMで国産新型車を生産すると話している。
日本本田技研によると、台湾での事業展開においては、台湾本田は中心的な役目を担うことになる。最初は販売及びメンテナンスのサービスから始まり、将来的にはアジア太平洋の部品供給源として台湾現地はもちろん、近隣諸国にも本田生産の自動車関連部品を提供する、と台湾本田の将来像を語っている。
中国時報2002.01.11