家電大手の中国ハイヤー、台湾SAMPOは連盟で協力関係を強化し世界一を目指す

J020221X5 2002年3月号(J33)

台湾家電メーカー、「SAMPO」と中国の家電大手「海爾集団(Haier Group)」は20日、香港で契約締結の調印式を行い、販売通路、OEM生産、部品の仕入れ及び資本提携を中心として業務全般において提携することを発表した。三年以内に1億から3億ドルの資本提携を計画しており、企業同士の協力関係強化で世界一の家電メーカーの座を獲得するのもそう遠い夢ではないだろう。お互いに相手の会社に資本を注入することによって、緊密なパートナーシップを築き上げ、情報通信及び家電分野で中国と台湾における家電最大手を目指している。さらに将来的には、両者が連携して海外企業を合併・買収する可能性をも示唆している。

 

海爾集団は、中国政府当局から大手企業五百社の世界ランキングに仲間入りする可能性の最も高い重点対象として将来性を見込まれている企業である。同社は世界中に触角を伸ばして、計58800個の海外拠点をもっている。その数多くの取扱業務のうち、家電製品の売上は45000万ドルで、世界ランキングで第六位にランクされている。台湾SAMPO社の売上高(2001年度家電製品分野)2200万ドルを上積みすれば、ランキングの順位がさらに一歩あがって第五位になる。

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